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②でやり残したボディの塗り分けの続きから。そこら中にデカールのあるボディなので、マスキングに気を使います。
クリア層、しっかりしてるバズですが、万一が心配なのでデカールの上にはテープを貼らないようにします。
ここ数年、展示会でマット仕上げの作品を
拝見するたびに惹かれてました。
で、今作はグロスの黄色とマットの青の
2トーンをやってみようと。
青い所を露出させてマスキング。デカールの
上にはマスキングゾル塗ってあります。
黄色の所も青の所も、仕上げ目のコンパウンドまで掛けてピカピカにしてあります。デカール段差もほぼなくなってる状態。RX-3のデカールのフチも
分からないでしょ。そんな状態の上からのツヤ消しクリアですから、青い所はデカール段差も境い目も完全に見えません。クリアはツヤ消し効果の強
さから、クレオスのプレミアムトップコートにしました。缶スプレー吹きです。
サイドの窓枠の塗り分けが面倒です。
一番内側が黒で、赤い斜線の所はシルバー。
で、レインガーターを含む一番外側がクローム
なんです。前後ガラスの窓枠もクロームね。
で、赤〇の所のジャバラ状のカバーは、
ヘッドライト周辺と同じ、ちょこっとだけ
白を加えたツヤ消しの黒での塗り分けです。
これ以降のマスキングは、デカールだけ
じゃなくて、ツヤ消しクリアの上にも
テープを貼りたくありません。
ますます面倒なコトに。。。
おっ、キレイにライン出ました。
こんな風にうまくいくと面倒くさいのが
報われます。
実車ではこのリベットは同色に塗られて
ますけど、あえて無塗装で目立たせます。
ここと、リヤスポと、オーバーフェンダーの
リベットは全部無塗装、金属色で。
やってある感を強調したいんだもん ^^;
ボディの塗装、だいたいできました。ワークスフェンダーもコツコツとリベット刺して組みつけ完了。残りはCピラーのレインガーター下の加飾のシ
ルバー塗り分けのみ。自分勝手なカスタムカーなので、塗り分けずにこのままメッキ、っていうのもありなんですけど、&その方がラクなんですけ
ど、まあ塗装しようと思います。メッキ塗装の上からマスキングしなくちゃならないので、とりあえず乾燥。
ここでフロントマスクを接着します。
嬉しいので、チンスポも当てがってみました。
今後まだまだやることあるので、チンスポは
まだ接着せずに、気楽に触れる(持てる)場所
として温存しときましょ。
さて、月日はどんどん経つのに、ボディ塗装とタイヤ位置の調整しかやってない。あまりのスローペースに我ながらあきれるし、焦ります ^^;
進んだ感を味わうために内装を進めましょう。
室内の仕様、いろんなパターンを考えてましたけど、
運転席のみバケットに交換して、他はノーマル
状態キープ、って決めました。
ならばハトメやらないと。。。
真鍮パイプだと銀色に塗らないといけないので
手間だなぁ、って考えているうちに、
アルミパイプ買った記憶がよみがえってきました。
素材入れを開けたらちゃんとあったよ♪
外径0.8の方を使います。
「NI SilverTube」って書いてありますねぇ。
アルミじゃなくて、ニッケルの合金?
カッターナイフの刃をボロボロにしながら、
いっぱいコロコロするのがメンドウって思って
たんですが、このパイプはとても柔らかくて、
コロリと1周2周するだけで切れます。
嬉しい誤算。。。
ちょっとでもラクをしようと考えて、カットした
ままでこんな風に差し込み接着しちゃって、
一気に削るコトにします。
が、あんまりラクじゃなかった。。。
完全な平面に植えたパイプを削るなら簡単でしょう
けど、シート面が微妙に抑揚あるし、
サイドサポート部やヘッドレストがジャマで
研磨材を大きく動かせないし。
助手席は済みましたけど、リヤはこのやり方は
ヤメです。
シートを塗装した後で、ハトメの上の塗料を
こそげないといけないので、少し出っ張り
を残すぐらいまで削ります。
なにもしなくても銀色なのがありがたいです。
リヤはパイプの切断面を1個ずつ整えてから接着。
全席合わせて54本。。。
セミ黒を吹いておいて、爪楊枝でリングの上だけ
こそげ落とします。これでシート完成。
運転席のバケットはジャンク入れから見つけて
きたコレを使います。レーシングタイプなので
白い四角の所を開口してベルトの通り道を
作らないといけません。この部分、パーツが
肉厚で穴を綺麗に開けるの大変そう。
開口部にフレームも付けないといけないしねぇ。
いかにも手間取りそうに思ったので、こういう
リクライニングするタイプに改造します。
これならベルト通しの工作不要でしょ。
助手席のノーマルシートに比べて背が低すぎる
ので、ゲタを履かせます。で、明るい青色に。
元の状態の黒いシートからこう変わったワケ
ですね。
ショルダーパッドを塗り分けたいので、
元のパーツでは省略されてる裏側の分割線を
彫りました。このスジ彫りはまあまあ難しい
と思うんですが、一発でうまくできましたねぇ。
こんな感じで収まります。
左右のシートの高さのバランスOKです。
紺色で塗り分けて、sparco 貼って、
ベルト通しのフレーム塗装のマスキング。
塗色はチタンシルバー。少し色味があった方が
雰囲気かな、って思ったので。
これでシート本体は完成。
ちょこちょこと買い集めたシートベルトの
素材を見回して、
4点式を組みました。シートが競技用じゃなくて
チューニング用なので、ハーネスも合わせます。
シートもハーネスも sparco の商品ページを
参考にさせていただきました。
ベルトのロゴはデカールじゃなくてシールタイプ
のがあったのでそれを貼ってます。
フロアカーペットは「貼れる布」。
シート接着しました。
ハーネスの後ろ側はこうで、床に開けた穴に
引き込んでます。
ここまで大きな失敗なくイメージ通りにできたよ♪
先を急ぐ気分なので、ABCペダルはそのまま
行きます。ただアームが太すぎるのだけは
気になるので、細く削ります。
クラッチが加工後です。
アクセルのアームはナイフの刃がスルっと滑って
見事に切断しちゃったので、真鍮線で置き換え。
ケガの功名でリアルになってよかった。。。
ステアリングのスポークの開口は省略されてるので
開けます。スジ彫りを深めて貫通させる要領で
やります。
実車のスポークのうち、下のはただのスリット
じゃなくて、いくつかの穴の集合みたいになってる
んですけど、それを開けられる気はしないので、
ゴマカシです。。。
ホイールと中央はセミ黒、スポークはメッキ塗装。
ボスにロータリーマークのデカール貼って。
途中経過すっ飛ばしてますが、この辺完成です。
メーターはキットのデカールですけど、貼らずに
台紙ごと丸く切り出して、奥に置いただけ。
貼り付け面が凸凹してるので、デカール貼ったら
その凸凹を拾いそうなんです。
ジェルクリアでコートするからこれでいいだろ、
って判断しました。ステアリングボスにも
ジェルクリア垂らしてます。
内張りも手抜きで行きます。
実車にあるものは全部モールドされてるので
このままでね。
「握れない」ドアグリップだけは
スルーするのがツラいので、ここだけ
直しましょ。
気が急いてるので、切り離したりせずに開口のみ。
完成後に見えるのかどうか不明ですけど、
気は済みました。。。
クロームのモールは塗装で。
ミラーフィニッシュも試したんですが、
うまく貼れなかった。。。
製作序盤でリヤタイヤを内側に引っ込める改修
をしたため、タイヤハウスの室内への出っ張りを
作らないといけなくなりました。
シャーシ側にパテで作って、シートがはまる、って
予定だったんですけど、3、4回やり直しても
うまくいかない。。。仕方ないのでシートにパテを
持って整形します。塗装も接着もしたあとで
パテ盛りって。。。
渋滞してるうちに、フロアマットないのが寂しい
気がしてきたので作ります。
粗目のサンドペーパーを切り出して、ライトグレー
で塗装して、
カスタムっぽくPROJECT Fのデカールを。
サンドペーパーにデカール、アルファの時以来
です。当然すんなりは馴染まないので、
希釈したマークセッターを含ませた綿棒で
根気よくとんとん。
デカールの透明部分が目立たなくなるまでね。
ついでにライトグレーの塗料も少しとんとん
して、文字を所々ぼやけさせます。
カーペットっぽさの表現狙いです。
仕上げにつや消しクリア吹いてできあがり。
内張りもがっちり接着してバスタブ完成。
タイヤハウスの工作の停滞で、バスタブとシャーシ
が長らく合体できない状態だったのが、やっと
解決しました。気分スッキリだぁ♪
製作記③はここまで。④では、1か月以上放置してるCピラーのリカバリー、シャーシの組み立て、外装小物の塗装、辺りを紹介して完成まで行きま
す。7月末に作り始めて、ここまでできたのが11月初旬ぐらい(このページのアップは11月下旬で、もう少し進んでます)。3か月ですか。う~ん、手
抜きばっかしてるのに停滞してますねぇ。。。数年前に比べて模型時間が激減してるので仕方ないんですけど、なんとしても名古屋オー集には間に合
わせる所存であります。。。
まだです。
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