今年最初の県外展示会参加は半田モデラーミーティング。年2回ペースで開催されていて、1年前の第5回に初参加させて
いただきました。昨夏の第6回は亡父の法事と重なって行けなかったので、今回が2回目の参加です。
今回は仕事が年度末モードの真っ只中で毎日ヘロヘロな時期でしたが、そんな時こそ楽しまなくちゃって気持ちで参加。
地元モケトモの参加も増えて楽しい一日でした。
それでは地元モケトモの作品から紹介していきますね。
まずは単身赴任模型堂さん。いつもとてもハイクォリティな作品を見せてくださいますが、今回はまさしく入魂の展示でした。
こちらは「おっとっと ちびっこ」のコンプリートです。模型堂さんは私より10コ年下。実車も模型も一世代違うワケですが、
私はこの「おっとっと」シリーズの記憶は全然ありません。模型堂さんはこどもの頃にこのシリーズに熱中されたそうです。
で、こどもにはとうてい不可能な「塗り分け」に敗北した思いが強いんですね。オトナになってリベンジを決意。数年越しでオリジナルシリーズと
ちびっこシリーズのキットをすべて入手して、今度はオトナのスキルで作ってやるぞってワケで、ライフワークって呼ぶにふさわしい製作です。
模型堂さんの工作と塗装のスキルをいかんなく発揮してのコンプリート、1台1台お見事な仕上がりです。こどもの時の悔しかった記憶からの
リベンジ、達成感さぞやって拝察します。キットが全種類揃ってるだけでも貴重と思いますが、さらにこれだけきっちり仕上がっての完結ですから
他では見ることのできない展示ですね。コンプリートおめでとうございます、次はオリジナルシリーズですね(^-^)
こちらも会心作、スズキ ガンマのストリート仕様
with 夏実さん。
模型堂さんの高校時代、こんな仕様のバイクで
走っていた思い出を形にされた逸品です。
歩道やガードレールの実物観察をするときに
不審者に思われないように気を使いました、
っておっしゃってました笑笑
夏実さんのフィギュアはハセガワのレジンキット、
元はPOLICEツナギですが、こちらも走り屋スーツ
に改修されてます。
ドラえもんのヘルメット、応急処置用のガムテ、ステッカーペタペタ、青春時代の思い出満載だそう。排気管の焼け表現やバンテージの素材感、
絶妙な汚し塗装。。。バイク音痴&思い出なし、の私でも見入ってしまいます。どこを見てもリアルで味わい深くて。道路の白線、現地観察の
効果出てますね♪ いやぁ、これこそ入魂って言葉が似つかわしいスゴイ作品です。
こんなの拝見すると、自分の抜きまくりの製作が恥ずかしいです。眼福でした。
こちらはクラーケン さん。クラーケンさんもクルマ・バイクどちらもお好きで、どちらの模型も作られます。TZRとニンジャが新作。
何を作るか・どういう仕様にするか、のチョイスのセンスがとても洒脱で、それを高いスキルで具現化されます。
で、男でも女でも素晴らしい塗装のフィギュアを作られます。S2000の奥のお姉さん、写真が小さいですけど顔も服の質感表現もお見事。
地元モケトモ、みんなフィギュアがお上手。私、置いてけぼり。。。
オートモデルとフィギュアの組み合わせは絶対魅力度アップですよね。
こちらはうたたね さん。日産愛あふれる展示です。実車の知識・モータースポーツへの造詣ともにとても深くて、「見える所」のみならず、
シャーシ裏までため息モノの作り込み、塗装を施されます。この写真の中のどの1台を取っても、なんぼでも見る所のある力作ばかりです。
カルソニックGT-Rの塗色はフィニッシャーズを使われてます。ケンメリの調色も素晴らしくて、「これこれ、この色だったよねぇ」って感じ。
これ、最高にカッコいいです。ロードカーのキットをラリー仕様に改造されてます。デカールを見つけた時は即買いだったそう。
マッドガードの工作、フロントフェンダーの擦りキズ、これまたどこを見ても発見があって、ずっと見てたくなりますねぇ。
トリコロールカラーのZ、いいなぁ。どの世代のZでもいいので、私もトリコロールのをいつか作りたいって気持ちになりました。
katsu さんは初期のころから今展示会に参加されてます。超絶電動ギミックの3台、本業のスクラッチのRXーVISION、製作中のロードスター。
オフロードタイヤを履いて、ワイドフェンダー化&シャコ上げしたロードスター。なんだコレ?って思いますが、実車が存在します。
その名もオフロードスター。
タイヤ探しに苦労されたそうです。完成の暁には、実車画像とともに拝見して堪能させていただきたいと思います(^-^)
8マン さんのスクラッチF-1マシン。お馴染みの製作過程の紹介付きの展示です。左端のようなケミカルウッドの塊から削り出して、こんなに
緻密・繊細・美麗な作品に昇華させるモデリング、スゴイです。塗装のスキルもハイレベルで、独自のノウハウをお持ちですが、お聞きしたら
惜しげもなく教えてくださいます。まあ、教えていただいてもそんなに簡単には真似られないですけど。。。
と、以上5人+私の6人が集まりました♪ 今回も自分の展示の写真を撮り忘れた。。。バカなのか。。。
静岡のノコッチさんとお会いできました。
ユニオンジャックカラーのミニ、
オシャレですねぇ。
キットを所有すらしてませんけど、ミニは
一度作ってみたい車です。でも、あちこちの
展示会であまりにもたくさんの秀作を拝見する
ので、なかなか手が出ないです。
色や仕様で「これ」っていうアイデアを
思いつくことがあったら挑戦しようかな。
ニンジャが新作です。喜び勇んで親子撮影させていただきました。バイク知らずの私ですけど、エフトイズのこれを作ってよかったです。
トップガン好きの方にお声かけいただけるし、ヘナちょこ仕上げでもこんな風にも遊んでいただけるしね、うぅ、楽しい(^-^)
同郷の大先輩Sさんのトミーカイラ33。1月の地元展示会で途中経過を拝見してたので、今回完成作を見せていただいて感動でした。
カッコいいですねぇ! 前後灯火のあたり、きめ細かく手を入れられて、カッコよさ・実車っぽさがグ~ンと上がってます。
劣化で苦労されたサイドの特大ロゴも含めて、とても存在感のある1台です。たとえば、スカイラインずらりの展示の中に置いても、埋没せずに
ピカっと際立つと思いませんか?
リヤコンビランプの作り込みが効果大で、後ろ姿がビシっと引き締まって見えます。皆さんのすばらしい作品を見てると、作りたい車がどんどん
増えちゃって困ります。R33は大昔にtypeMを作っただけなので、GT-Rもいつかは・・・ですね。
貴重な室内資料をいただいた上に、製作全般に渡ってご助言をいただいて完成したばかりの拙作、並べて記念撮影させていただきました。
R380ともども、Sさんに資料をご提供いただいて作ることができました。あらためて御礼申し上げます。
3台並んでナンバープレートひしゃげてる(当たり前ですが)のが笑えます。。。
sugiさんのZ32。ハセガワから新規発売後、まだ日も浅い2by2を3色で。最新のキットらしく、細かい所までリアルですね。
sugiさんのように製作にスピード感があると、こういう新鮮なキットの完成作をいち早くズラリと並べるっていう魅力発信ができます。
しかも、ご覧の通りの綺麗で丁寧な仕上がりだし。。。すごい速度で量産されるバイタリティにはいつも脱帽ですけど、それだけにとどまらず、
常に新しい道具や手法を取り入れて、それをきっちり消化して製作に生かされてます。とにかくエネルギッシュで馬力のあるモデラーさん。
早ウマの旗手、Iさんの展示です。人気の最新スポーツ3車の24と32を同色で、という意匠。だれもが立ち止まって見入っちゃう、とても
アピール力のある展示ですけど、これまた製作スピードがないと実現できません。アイデアが面白くて・それを実現できるスピードがあって・
クォリティが高い。。。すばらしいです。
Iさんとお話してて、こちらにも驚かされました。最初は「フジミのシルエイティね、昔作ったなぁ」って思ってました。その時の記憶でお話
してたら、なんとS13と180SXの前後をスワップして、2台作られた作品なのでした。これもとても洒脱なアイデアと高い製作スキルの
合わせ技です。ワンビアっていうんでしたっけ、シャンパンゴールドの180顔の方、めちゃくちゃカッコいいです。
くまわた さんのプロボックス改造作品。結構な大人数でお昼をご一緒したんですが、その時にこの作品のお話をうかがいました。
商用車だし、新しめのキットでもあるので予想外でしたが、普通に完成させるのがタイヘンな難物キットだそうです。へえぇ。。。
商用車のGRですかぁ、遊び心満点です♪
会の主催者、長野さんのエンツォです。氏のトレードマーク、中身見せとの2台並べを1/12で、というド迫力の作品。細部の作り込みの凄みも
あいまって珠玉の展示です。
いつもこの上なくレアな作品を見せてくださる、TDMCのT会長の作品です。カード見ないと車名も分からないぐらいレアです。
今回もご覧のような超マニアックな展示でした。
水曜倶楽部のKさんのエンジン模型。もはやプラでもなく、モデルでもなく、完全に実物のミニチュアってレベルです。恐ろしい。。。
樹脂じゃなくて金属でプリントアウトする3Dプリンタによる作品です。実際にシリンダ内で発火・燃焼させてエンジンを回すのが目標と
おっしゃってました。すごいコトになってます。。。
ワルそうなバイクとお姉さんの組み合わせの
作品をたくさん出展されてたsaruru さん。
これまたとんでもないリアルぶりです。
フィギュアは海外のサイトからの購入ですが
モノを買うんじゃなくてデータを買うん
ですって。またまた未知の世界のお話です。
で、モデル体型で足長・スレンダー過ぎる時は、
下半身だけ縦方向に縮めて、リアルな体形に
してからプリントアウトするそうです。
う~ん、模型ってどうなっていくんだって
感じですねぇ。塗装前でもこのリアル。。。
今回紹介させていただいたのはオートモデルばかりですが、オールジャンルの展示会です。どれもこれも唯一無二って感じの驚異の作品ばかり
の会場。私みたいなふつうぅ~のプラモ並べてていいんだろうか?って疑問も過りますが、隣県でこんな機会があるのはシアワセですねぇ。
ご主催の長野さん、恒例のオークションも含めて楽しい一日をありがとうございました。購入したS800、いつか作って里帰りさせたいと
思います。